2009年10月30日(金)「しんぶん赤旗」
新基地建設反対 沖縄11・8大会成功へ
意見広告出そう
賛同者を広く募る
11月8日に沖縄県で開かれる「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」(宜野湾市)の成功に向けて地元紙に意見広告を掲載し、県民の参加を広く呼びかけようという運動が広がっています。掲載予定紙は「沖縄タイムス」「琉球新報」。参加は1口1000円。掲載日は11月4日で、サイズは7段(紙面の約半分)を予定しています。
主催は「県民大会を成功させる意見広告の会」。沖縄平和市民連絡会(新崎盛暉氏ら共同代表)が取り扱い責任団体です。賛同の呼びかけでは、衆院選などで新基地ノーの県民の思いが実るかに思えたなか、新政権が揺れに揺れ、いまこそ目に見える形で県民の「総意」を突き付ける必要があるとしています。オバマ米大統領の来日直前に開かれる大会を絶好の機会に「新基地建設を断念させる大きなうねりをつくろう」と賛同を募っています。
呼びかけ人の一人で、沖縄平和市民連絡会の高里鈴代共同代表は「先の衆院選で、明確に辺野古新基地建設は拒否されました。これが県民の総意です。軍事力に依存しない外交を目指すためにも、この問題は沖縄だけでなく、日本全体の問題として考える必要があります。ぜひ意見広告に協力してほしい」と話しています。
賛同する方から1口1000円を募ります。ゆうちょ銀行で、口座番号は「01700―2―79586」。2006年時に開設した口座を使っているため、口座名は「辺野古『沿岸案』『県内移設』を撤回させる意見広告運動の会」となっています。問い合わせは、「すぺーす結」。電話・ファクス098(864)1539(午前9時から午後6時まで)。
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