2009年10月29日(木)「しんぶん赤旗」

１１・８に沖縄県民大会

米基地県内移設ノー

実行委 参加よびかけ

　沖縄県宜野湾市で１１月８日に開かれる「辺野古への新基地建設と県内移設に反対する県民大会」（１１・８県民大会）の実行委員会は２８日昼、沖縄県庁前で大会成功にむけ多くの市民の参加を呼びかける宣伝を行いました。

　野党県議５氏らが出来上がったばかりのビラを配布。リレー形式でマイクを握りながら「新基地建設を許さない、県内移設は許さないとの県民の意思を新政権に突き付けよう」（西銘純恵・日本共産党県議）などと訴えました。

　日本共産党の前田政明県議は、「普天間基地の即時閉鎖・撤去の大事な時期だ」と力説。「県民の思いは基地たらい回しではない。これ以上、沖縄に基地を受け入れる場所は一つもないことをしっかりと確認する大会にしよう」と呼びかけました。

　普天間基地が位置する宜野湾市選出の新垣清涼県議（社大・結の会）は、「すべての基地を撤去するまで訴えよう」。玉城満県議（改革の会）は、県民が「心一つに訴え、全国に鳴り響かせてほしい」。山内末子県議（民主党）は「沖縄に新たな基地はいらないという（県民の）意思を鳩山政権に打ち出してほしい」と声を張り上げました。