2009年10月25日(日)「しんぶん赤旗」
国民が開いた新局面
全国革新懇が総会・交流会
保守層と共同広く
志位委員長が特別発言
奈良
全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は24日、奈良市の奈良県文化会館で第29回総会と「地域・職場・青年革新懇全国交流会」を開きました。交流会には会場あふれる過去最高の1500人が参加し、「国民が主人公」の日本実現へ、さらに運動を発展させようと活発に交流。日本共産党の志位和夫委員長(代表世話人)が「日本政治の新局面と革新懇運動」のテーマで特別発言を行いました。(志位委員長の特別発言詳報)
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交流会で成瀬昇代表世話人は、「保守層をどれだけ革新懇に集めるかが、カギだ」と述べ、革新懇づくりへ大いに経験を出しあおうと呼びかけました。
愛知青年革新懇の代表は、90人の会員がメールに登録され、昨年来の雇用問題の悪化を受け、労働局へ要請文を送ったり、100人規模の交流会を開くなどの活動を紹介。「先の総選挙であけた穴をふさがれないようにして、厚いカベを崩したい」と決意を表明し、大きな拍手に包まれました。
埼玉革新懇の代表は、この4年間、1300人規模の「つどい」を成功させ、それが革新懇の存在を広く知らせ、地域革新懇づくりに貢献していると紹介。神奈川・茅ケ崎革新懇の代表は、「自治体行政を変える意気込みでとりくんでいる」とのべ、全会派、市議に申し入れる中で、市の平和行政が前進した内容を報告しました。
神奈川・京浜製鉄革新懇は、5年前から門前に打って出ようと、平和問題で署名行動にとりくみ、青年労働者が積極的に署名に応じてくれると発言。この間、革新懇結成に力を入れてきた日本共産党の沢田博・奈良県委員長は、「革新懇のとりくみを強めることで党も元気になり、おもしろいと実感している」と、革新懇の数が1年半で3倍になったことを紹介すると大きな拍手が起きました。
交流会は25日、地域・職場・青年革新懇の分散会を行います。