2009年10月19日(月)「しんぶん赤旗」
「私立高校も無償に」
生徒・教師が街頭署名
岡山
岡山県私学助成をすすめる会(小橋操会長)は18日、岡山駅前で、公立、私立ともに高校の学費を無償化するよう国に求める署名にとりくみました。
私立高校の教師や生徒たち18人が「私学の学費も無償に」「経済的理由での中退をなくそう」と染め抜かれた、のぼり旗をかかげ、高校生たちもマイクをにぎり、署名を呼びかけました。
高校生や中学生のグループも次々に立ち止まり、歩道のあちこちに署名する人たちの輪ができました。「私立も無料にしてほしいよね。絶対!」と女子高生たち。中学3年の男子3人も「自分も私学にいくんで、無償にしてほしい。家の生活がきわどいから」。
署名をした公務員の男性(50)は「進んでいる外国では、大学まで無償ですよね。日本では親の失業などで退学せざるを得ない子どももいて、格差が広がるばかり。お金の心配なしに、上の学校にいけるようにしてほしいですね」と語りました。
「すすめる会」の街頭署名は今回で3回目。11月29日までの毎日曜にとりくんでいます。今月30日には、署名を政府にとどけます。