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2009年10月16日(金)「しんぶん赤旗」

「核兵器のない世界を」署名

全労連が交流会議


 全労連は15日、来年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議までに「1人5筆500万」の「核兵器のない世界を」署名を達成し、核兵器廃絶の国際交渉を迫っていこうと単産・地方ブロック代表者交流会議を東京都内で開きました。

 小松民子副議長が、「いまこそ労働者・労働組合が持てる力を発揮しよう」と開会あいさつ。日本原水協の高草木博事務局長の講演で学習しました。高草木氏は、1950年以来の日本での三つの大きな署名運動を紹介し、核兵器廃絶へと世界の世論を変えてきたと報告。「核兵器のない世界を」署名は核兵器の全廃を呼びかけるもので、だれもが支持できる署名だと特徴をのべました。

 布施恵輔常任幹事が「500万署名」に向け、毎月6、9日など署名集中期間を設け、各原水協と共同で自治体ぐるみの署名の広がりをつくろうと訴え。1人100筆、1000筆などを目指すチャレンジャー募集と再検討会議に呼応した「ニューヨーク行動」へ参加者を送り出す組織が1万署名を集めることなどを提起しました。

 「役場の全職員分と思われる署名が寄せられるなど反応が変わっている。職場単位で運動を起こしていく」(奈良)「世界が変わっていると組合員に伝え、自治体ぐるみでとりくむ」(北海道)「昼間宣伝すると夜、『署名したい』と電話がかかってくるなど関心が高い。支部までとりくみを広げ、卒業生に手紙もだしていきたい」(全教)「沖縄で平和について学んだ青年たちをこんどはニューヨークへ送り出していく」(自治労連)など交流しました。



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