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2009年10月11日(日)「しんぶん赤旗」

北海道議会

日米FTAに反対

意見書 共産賛成 民主は反対


 北海道議会は9日「日米FTA交渉に反対する意見書」を賛成多数で可決しました。

 日本共産党と自民党、公明党、フロンティアの4会派が賛成、前日まで賛成を表明していた民主党会派だけが、反対に回りました。

 意見書は、日米FTA(自由貿易協定)が締結されれば、砂糖やでんぷん原料、乳製品などアメリカと競合する道農業はもとより「地域経済・社会が崩壊する危険性」を指摘。日米FTA交渉に入らないよう求めています。

 総選挙では、民主党が「日米FTAを推進」するとしたことに対し、農業関係者から反対の声が噴出しました。

 代表質問で民主党議員は、「農村地帯も含めて民主党が勝利した」と強弁(9月17日)。日本共産党の花岡ユリ子道議は同30日の一般質問で、「有権者は決して民主党の政策すべてに賛同していない」として、高橋はるみ知事に「日米FTAと日豪EPA交渉反対の立場」を明らかにするよう求めていました。



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