2009年10月10日(土)「しんぶん赤旗」
来月8日に新基地断念させる県民大会
沖縄県議会野党6会派決める
沖縄県議会野党6会派による代表者会議が9日開かれ、11月12日に予定されている米国オバマ大統領の来日に合わせ、「辺野古への新基地建設を断念させる県民大会」を11月8日の午後2時から、宜野湾市の海浜公園屋外劇場で開催することを決めました。
大会は2008年7月18日に県議会で可決した「名護市辺野古沿岸域への新基地建設に反対する意見書・決議」を実現させることを目的としています。
主催は同実行委員会。実行委員会の呼びかけ人は、賛同する県議会議員と沖縄県選出の国会議員です。
野党代表者会議は、15日の9月定例会最終本会議後に呼びかけ人会議と記者会見を行い、第1回実行委員会を17日に県庁で開催することを確認しました。今後、県内の約700団体に参加を呼びかける予定です。
日本共産党の嘉陽宗儀県議団長は「沖縄は戦後64年間、米軍基地を押し付けられ、米軍による事件・事故に脅かされてきた。日米首脳会談を前に、『新基地建設は許さない』との県民の意思を日米両政府に明確に示していきたい。今後自民党などにも呼びかけ、超党派による県民総結集の大会にしていきたい」と話しています。
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