2009年10月8日(木)「しんぶん赤旗」
新型インフル
妊婦・子どもワクチン無料
東京・港区
東京都港区は7日、流行している新型インフルエンザのワクチン接種を行う妊婦や慢性疾患患者、子どもとその親らに対し、費用を全額補助することを明らかにしました。対策を盛り込んだ補正予算案を9日の区議会本会議で提案します。
補助の対象となるのは優先接種の対象となる(1)妊婦(2)呼吸器などの慢性疾患や糖尿病がある人(3)1歳から小学校低学年までの子ども(4)1歳未満児の保護者―に加え、小学校高学年、中学生、高校生、高齢者など計約8万5000人です。1回目と2回目の接種費用6150円を助成し費用は約3億7000万円を見込んでいます。所得制限はありません。
日本共産党区議団は9月16日の本会議代表質問で風見利男区議、今月2日の決算特別委員会で星野喬区議が、ワクチン接種の公費負担と、国が負担するまで区が助成することを要求していました。
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