文字の大きさ : [] [] []

2009年10月5日(月)「しんぶん赤旗」

男女平等を実現しよう

職場・地域で共同広げ

はたらく女性の中央集会が閉幕


 神戸市で開かれていた第54回はたらく女性の中央集会(主催・同実行委員会)は4日、2日間の日程を終えて閉幕しました。この日の全体会では、男女平等を実現し、憲法がくらしにいかされる日本の実現のために職場・地域で共同の輪を大きくし、前進しようと確認されました。

 各地の労働組合や中小業者、農民団体の女性部、女性団体などから2日間で、のべ1100人が参加しました。

 働くものの権利を守るために各地でたたかっている女性たちが訴えました。兵庫労連・バンドー化学一般労働組合の労働者(40)はブラジルから来日して18年になります。会社は神戸市内の工場閉鎖にともない足利工場(栃木県)へ転勤できない非正規労働者の解雇を発表しました。「高校生の息子がいるため足利へは転勤できません。会社はいらなくなったら物のように捨てようとしています。たたかいに勝って、多くの人に労働者の権利を知らせたい」と発言。会場の参加者からは大きな拍手が送られました。

 柴田真佐子実行委員長(全労連副議長)が「憲法を守り、働くルールを確立、暮らしや教育、福祉の充実に向けた国民的運動を発展させましょう」と主催者あいさつをしました。

 大西玲子実行委員会事務局長が基調報告。兵庫県労連の津川知久議長、日本共産党の紙智子参院議員が連帯のあいさつをしました。

 非正規労働の問題について、村田浩治弁護士(大阪・堺総合法律事務所)が講演しました。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp