2009年9月29日(火)「しんぶん赤旗」
貧困に苦しむ青年に募金
「緊急支援の会」からたすけあいネットに
「子ども・青年の貧困 緊急支援の会」は28日、集まった募金のうち70万円を東京都内の「反貧困たすけあいネットワーク」を訪れ、寄付しました。
同会は、「定額給付金の分で貧困に苦しむ子ども・青年に緊急支援の手を差し伸べよう」と堀尾輝久東京大学名誉教授、横湯園子中央大学教授、米倉洋子弁護士らが中心になって募金活動を呼びかけたもの。8月末までに210万円余りが寄せられていました。
「反貧困たすけあいネットワーク」は「派遣切り」などで生活に困窮する人たちのためにつくられた互助組織。生活に困ったときに1万〜3万円の給付や無利子の貸付が受けられるなどの共済事業をおこなっています。
寄付をうけとった河添誠事務局長は、「大変ありがたい。たすけあいネットワークの基金として、ネットワークをもっと多くの人たちに知ってもらう活動など、有効に使わせていただきたい」と話しました。
「緊急支援の会」への連絡は、大塚市民法律事務所 電話03(5940)6830気付で。
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