2009年9月14日(月)「しんぶん赤旗」
働くルール確立 母性保護拡充へ
全労連女性部が大会
全国労働組合総連合(全労連)女性部は12、13の両日、東京都文京区内で第20回定期大会を開きました。
柴田真佐子女性部長はあいさつで、民主党を中心とした連立政権に、労働者派遣法の抜本改正、憲法を守り働くルールを確立させる運動をすすめ、実現を求めることをよびかけました。
雇用を守り、男女平等、人間らしく働くルールの確立、母性保護の権利拡充、憲法改悪反対、核兵器廃絶などの運動方針が決定されました。
討論で生協労連の代議員は、配送や店舗の職場で派遣や委託など非正規労働者が急増している実態を発言。「いきいきと働き続けられる職場づくりを」と生理休暇や育児休業取得の権利や関連法律、組合要求を記した春闘リーフレット配布のとりくみを話しました。
「現場を支えるのは労働者。処遇改善、現行保育制度を改悪する『新たな保育の仕組み』を許さない運動をすすめていく」(福祉保育労)、「『女性の権利ノート』を活用し、“おしゃべりの中から要求がうまれ実現する”を合言葉に活動」(日本医労連)と発言が続きました。JMIU東武スポーツ支部の臼井道子委員長が、7年にわたった争議が全面勝利解決したことを報告。「多くのみなさんと出会え、励ましを得ることができた人生をうれしく思います」とお礼をのべました。
国連女性差別撤廃委員会日本審査(7月)の報告がされました。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が来賓あいさつしました。
役員に、部長・柴田真佐子、事務局長・大西玲子(ともに再任)などの各氏を選出しました。
■関連キーワード