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2009年9月4日(金)「しんぶん赤旗」

ホームレスW杯

“野武士”ミラノへ出発

サッカーで貧困解決訴え


 6日から始まるサッカーの「ホームレス・ワールドカップ」に出場する“野武士ジャパン”のメンバーが3日、イタリア・ミラノに出発しました。出国前、ブルーの代表ユニフォームを着用した選手8人が都内で記者会見にのぞみました。

 「日本のホームレスの頑張りを見せたい」「世界のホームレスと交流したい」など各々が抱負をのべ、キャプテンの男性(52)が「2勝をめざす」と力強く語りました。選手の平均年齢は41・6歳。最年少の男性(22)は「目標は5勝。サッカーをやるようになって人生が明るくなった」といいます。

 「ホームレス・ワールドカップ」には世界48カ国から集い、貧困の解決などをアピールします。試合は1チーム4人のミニ形式です。

 野武士ジャパンサポーターズ委員会事務局長の佐野未来さんは「友だちや家族の絆のない人たちが月2回の練習でチームワークを育んできた。大会が近づいて顔の輝きが違ってきた」と話します。


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