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2009年9月3日(木)「しんぶん赤旗」

「米軍実弾訓練ノー」

200回目

沖縄・金武町


写真

(写真)「実弾射撃訓練やめよ」「射撃訓練施設を撤去せよ」と唱和する赤嶺政賢衆院議員(右から4人目)と参加者=2日、金武町の米軍キャンプ・ハンセン前

 沖縄県金武町の米軍キャンプ・ハンセンの陸軍複合射撃訓練施設撤去、実弾射撃訓練中止を求める毎週水曜日の早朝抗議行動が2日、200回目を迎えました。

 県内の平和・市民団体、労組と日本共産党などでつくる安保廃棄くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議(沖縄統一連)がよびかけ、2005年10月12日から同基地ゲート前で始めました。

 午前7時から、「実弾射撃やめよ」「キャンプ・ハンセンの日米共同使用反対」の横断幕や英語による「戦争反対」などのプラカードを手に約50人が集まり、県民や出勤する米兵らにアピールしました。ゲート前では市民が会釈したり、車のクラクションを鳴らすなどの反響も。

 沖縄統一連の新垣繁信代表幹事が宣伝カーのマイクをにぎり、「衆院選で日米軍事同盟と大企業中心の悪政に怒りの審判が示された。米国は米軍再編での再協議に応じないとしているが、いまこそ独立と平和、民主主義のたたかいを発展させよう」とよびかけました。

 各参加団体の代表が決意を表明しました。日本共産党からは衆院選で4選を果たした赤嶺政賢衆院議員(党県委員長)があいさつ。「衆院選で沖縄選出の全議員がニュアンスの違いはあるが辺野古への新基地建設反対を表明している。金武町伊芸での被弾事件、高江でのヘリパッド反対運動でも新しい展望を切り開く状況になっている。基地のない沖縄へ全力をあげる」と訴えました。

 初めて参加したというデイサービスの職場で働く女性(27)は「現場にこなければ米軍基地のことを感じられないと参加した。2歳の娘がいるので基地はなくしたい」と話しました。



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