2009年9月1日(火)「しんぶん赤旗」
共産党の議席確保 日経コラムニスト指摘
「建設的野党」の訴えがかなり効いたでしょう
ラジオ番組
31日午前のTBSラジオ番組「大沢悠里のゆうゆうワイド」の総選挙結果特集のなかで日本経済新聞客員コラムニスト(早稲田大大学院教授)の田勢康弘氏は、日本共産党が改選前議席を確保した結果について「『民主党政権はできるでしょう。その場合に共産党は(閣内には)入りませんよ。入らずにいいことには賛成して、悪いことは反対するという健全野党でいく』という(訴え)、これがかなり効いたんじゃないでしょうかね」と語りました。
日本共産党が改選議席を確保する善戦をした背景として、日本共産党が総選挙のあとの自公政権に代わる新政権に対しては「建設的野党」の立場で臨むと主張した訴えが有権者に響き、共感を得たとの田勢氏の見方を示したものです。
田勢氏の発言に、聞き手の西村知江子アナウンサーは「一般人には、とても好感をもって受け入れられていたみたいですね」と相づちを打ちました。
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