2009年9月1日(火)「しんぶん赤旗」
無党派層はどの党に
自民党 得票を半減
共産党 第3党維持
出口調査
共同通信や「読売」などの出口調査で日本共産党が無党派層のなかで第3党を維持したことがわかりました。
無党派層が比例代表選挙で投票した政党は、(1)民主51・6〜52%(2)自民15・6〜16%(3)共産8〜8・9%(4)みんな7・5%(5)社民6〜6・1%(6)公明4・9〜6%(7)国民新2%(8)新党日本1〜1・4%―の順です。
共同通信の調査によれば、自民党は前回(05年)の32・6%と比べ無党派層からの得票を半減させました。日本共産党は0・4ポイント増やしました。
また、「朝日」31日付夕刊では、日本共産党の支持層のうち12%が民主党に流れたという結果が出ています。しかし、日本共産党は民主党を除く主要政党で唯一比例代表での得票数を伸ばしており、民主へ流れた票以上に、保守層などから新たな支持が寄せられたことを示しています。
報道各社の出口調査は、「自公政権ノー」の風が民主党に流れ込むと同時に、自民党支持層が大規模に自民党離れをおこすなど、激動が起こっていることも裏付けました。「読売」31日付によれば、自民党支持層のうち比例代表で自民党に投票したと回答した人は54%にとどまり、29%が民主党に投票しました。
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