2009年8月30日(日)「しんぶん赤旗」
市民と総対話へ
国公労連大会閉会
東京都内で開会中の国公労連定期大会は29日、運動方針と役員を決めて終わりました。運動方針では、「総対話MAP」運動と銘打って、破壊されてきた公共サービスの再生めざして、市民対話総行動を提起しました。
公共サービス切り捨ての定員削減に反対し国民本位の行財政・司法の確立、国の責任を放棄する地方分権・道州制反対、労働基本権回復などを掲げて、市民対話集会や自治体要請・懇談、地方議会の意見書可決、宣伝署名行動などを展開します。くらしを支える行政サービスの拡充を求める署名は、100万人を目標に取り組みます。
岡部勘市書記長は、国民の懐に飛び込んで対話し、公共サービス拡充に対する理解と共感を広げて世論を変えようと強調。「国民全体の奉仕者」として国民本位の行財政・司法をめざす国公労働者の責務だと訴えました。
委員長に宮垣忠(全運輸)、書記長に岡部勘市(全港建)の両氏(ともに再任)が選出されました。
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