2009年8月24日(月)「しんぶん赤旗」
「平和の風」横須賀から
原子力空母いらないパレード
24日に原子力空母ニミッツが寄港する米海軍横須賀基地のある神奈川県横須賀市で、市民団体「いらない!原子力空母」は23日夕、「原子力空母はいらない」「原子力空母ジョージ・ワシントンもニミッツも来ないで」と訴えるパレードを行いました。
参加者が、買い物客でにぎわう駅周辺の目抜き通りを、浴衣を着て、おかめなどのお面をかぶり、平和の風を吹かせようとうちわを手に、メロディーにのせて「原子力空母はいらない」とアピールすると市民から注目を集めました。
パレードに先立ち参加者は集会を開き、「(ニミッツの寄港は)横須賀基地を複数の原子力空母の補給基地として日常的使用に道を開くもので、いっそうの基地強化と放射能事故の危険は許すわけにはいかない」「友好条約が地球を覆いはじめ、オバマ大統領が核兵器廃絶を訴える世界の動きと連帯し平和の新しい風を吹かせるため力をあわせましょう」とするアピールを採択しました。
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