2009年8月24日(月)「しんぶん赤旗」
給付制奨学金
一致点はどんどん進めよう
テレビ番組 志位委員長が提起
「一致点はどんどん前に進めていく努力はぜひやっていきたい」―。日本共産党の志位和夫委員長は23日放映のフジテレビ番組「新報道2001」で、各党が「もっと仲良くすれば」という子どもたちの意見に対し、「新しい国会で、私たちは『建設的野党』として良いことには協力する、悪いことには反対する」と表明しました。
「協力できるところ」の一例として志位氏が挙げたのが、奨学金の問題です。「日本の奨学金は、いまは返さなければいけない返済制です。これを給付制にしようと私たちは提案してきましたが、与党側からもそういうご意見が出てきて、野党もみんなそうなってきている」と述べ、与野党を超えて実現に動こうと前向きな提起を行ったのです。
これには、与党の党首からも、「(給付制は)支持しています」(公明・太田昭宏代表)という賛同の声があがりました。