文字の大きさ : [] [] []

2009年8月14日(金)「しんぶん赤旗」

核廃絶へ 今チャンス

戦争ごめん 女性のつどい

婦団連


 日本婦人団体連合会(婦団連、堀江ゆり会長)は12日夜、東京都千代田区内で「2009年 戦争はごめん 女性のつどい」を開き、60人が参加しました。

 日本原水協事務局次長の土田弥生さんが、「核兵器のない世界へ新たな一歩を 2010年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて」と題して講演しました。核兵器廃絶を世界によびかけたオバマ米大統領演説にふれ、広島・長崎の被爆者や原水協、世界の反核・平和勢力の声と草の根の運動が国際政治を動かし、核兵器廃絶を現実のものとする大きなチャンスが訪れていることをのべました。核兵器禁止・廃絶条約締結へすべての国の交渉をスタートさせることを強調。北朝鮮問題を口実に米国の「核の傘」に固執する日本政府を批判しました。原水爆禁止2009年世界大会が、来年5月のNPT再検討会議へ、国際署名を中心に多彩な共同行動をすすめる決意にあふれた大会になったことを話しました。

 婦団連代表が7月、国連女性差別撤廃委員会の審査の傍聴でニューヨークを訪れた際、米女性反戦組織「おばあちゃん平和旅団」のメンバーと交流した模様が報告されました。

 女性差別撤廃条約の視点から日本の女性の現状と男女平等への課題を明らかにしている『女性白書2009』が紹介されました。



■関連キーワード

もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp