2009年8月11日(火)「しんぶん赤旗」
核廃絶の願いを共産党に
市田書記局長訴え
茨城・つくば市
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総選挙(18日公示、30日投票)での日本共産党の前進をめざす演説会が10日、市田忠義書記局長を迎え、茨城県つくば市の国際会議場大ホールで行われました。
台風が近づく悪天候にもかかわらず、多くの人が会場に集まり、市田氏らの演説に「そうだ!」「がんばれー」などの声援を送りました。
日本共産党が掲げる「自主・自立の平和外交」にふれた市田氏は、広島と長崎の平和式典で、あいさつした人たちが核兵器廃絶への決意を述べたのに対し、「『核の傘』を強調するなど、一番内容がなかったのが麻生太郎首相だ」と批判しました。
市田氏は「世界の前向きの変化をとらえて、それを促進しようという姿勢がない自公政権に日本の安全と未来をゆだねるわけにはいかない」と強調。「核兵器も戦争もない世界、憲法9条を生かした平和外交をという願いは、命がけで侵略戦争に反対の旗を掲げた平和の党、日本共産党に託してください」と力強く訴えました。
連日北関東ブロックを駆けめぐっている塩川衆院比例予定候補は、日立グループの日立建機が期間従業員などの雇い止めを強行しようとしたときに、会社と直談判し、500人の雇い止め撤回を勝ち取ったことを紹介。「政治や大企業の職場を動かしてきた日本共産党を大きく伸ばして、働く人の暮らしと権利を守るルールのある日本を実現していこう」「労働者派遣法の抜本改正をし、同じ仕事をすれば同じ待遇がされる均等待遇のルールづくりを進めていこう」と述べ、党の必勝を訴えると、会場から大きな拍手が起こりました。
田谷たけお衆院比例予定候補(茨城1区重複)が党への支持を呼びかけました。