2009年8月9日(日)「しんぶん赤旗」
核兵器廃絶に力尽くす
長崎 仁比氏らが被爆者見舞う
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長崎の原爆の日を前に8日、日本共産党の仁比聡平参院議員らが被爆者を見舞いました。仁比議員のほか、ふちせ栄子衆院比例予定候補(1区重複)、山下満昭党県委員長、津村国弘長崎市議が長崎原爆病院、恵の丘原爆ホームを訪れました。
原爆病院では、朝長万左男院長が入院している被爆者の現状について、がんが最大の問題で、生涯持続性が特徴だとのべました。
仁比氏は、原爆症認定集団訴訟解決の合意にふれ、「被爆者全員救済の立場で一切の線引きのない、被爆の実相を直視した救済が図られるよう新しい国会で努力したい」とのべました。朝長院長は、原爆症について「原爆を受けているという事実が考慮されるべき」だと語りました。
見舞いを受けた女性(74)は、「この苦しみは二度と繰り返されてはなりません」と話し、仁比氏は核兵器廃絶に力を尽くす決意を語りました。
恵の丘原爆ホームでは入所者が歌で歓迎。仁比氏らは見舞金と花束を贈呈しました。入所者の女性(83)が「核のない世界平和を訴えていきたい」とお礼の言葉をのべました。
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