2009年8月6日(木)「しんぶん赤旗」
原水爆禁止09世界大会・広島
核廃絶へ心一つに
海外代表と市民交流
広島市内で開催中の原水爆禁止2009年世界大会・広島は5日、「市民と海外代表の交流集会」を開き、270人が参加しました。冒頭、英国の核軍縮キャンペーン(CND)のベン・ソファ氏、非核フィリピン連合のコラソン・ファブロス氏、ベトナム日本友好協会のギエム・ブ・カイ会長、米国「プロポジション・ワン」のライアン・オランダー氏の4人が発言。これを受けて、参加者が自由に意見交換しました。
ネパールのヒラニャ・ラル・シュレスタ氏は、「インド、中国、パキスタンという核兵器国に囲まれたネパールの人々は恐怖の下にあり、核廃絶へ広島の人と心を一つにしている」と発言。ドイツのライナー・ブラウン氏は、「来年は、核廃絶へ動きが始まった日をみなさんと祝いたい」と語りました。
日本からは、「今年は50年以上の反核運動の重みを感じる平和行進となり、楽しく歩けた」(東京・広島間の通し行進者)、「被爆の実相をいっそう掘り起こして、リアルな内容を追体験して伝えないといけない」(広島県原水協)などの発言がありました。
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