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2009年8月6日(木)「しんぶん赤旗」

比例定数削減

「政権取れば法案だす」

民主政調会長


 民意を正確に反映する衆院比例定数の削減について、民主党の直嶋正行政調会長は5日、「政権を取れば、法案を作成して提出したい」との考えを明らかにしました。福岡市で開かれたマニフェスト説明会後の記者懇談会での発言。提出時期にはふれなかったものの、比例定数を「ムダ」として削減する方針をあらためて表明しました。

 このなかで直嶋政調会長は「衆院選は政権選択の選挙。できるだけ小選挙区中心が望ましい」とのべました。

 連立政権を組むとされている社民党、国民新党の反発にどう対応するかを問われ、「参院は民主党で単独過半数ではない。成立させようと思えば、社民党、国民新党のご理解をいただくということでやっていかざるをえない」としました。

 民主党は先に発表したマニフェストに、「衆議院の比例定数を80削減する」と明記。現行の比例180(小選挙区300)の定数が100にまで減らされると国会は自民党と民主党でほぼ独占されることになり、日本共産党は「民主主義の逆行は絶対に容認できない」として厳しく反対しています。



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