2009年7月30日(木)「しんぶん赤旗」
「公平・公正」な公開討論を
共産党、社民党、国民新党の野党3党
全国知事会に要請
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日本共産党、社民党、国民新党の野党3党は29日、全国知事会の麻生渡会長に対し、与野党6党が参加する「公平・公正」な公開討論の実施を求める要請を行いました。
全国知事会は8月7日に自民党、公明党、民主党の3党のみが参加する「地方分権改革に関する公開討論会」の開催を予定しています。
これに対し日本共産党の小池晃政策委員長は「事実上の選挙戦のさなかに、国のあり方の基本にかかわる『地方分権』という重要なテーマの公開討論会を、一部政党の参加のみで実施することは民主主義の根幹にかかわる大変な問題だ」と指摘。「全国知事会は不偏不党を掲げる団体であり、このような公開討論会の持ち方はやめ、6党が参加できる形での開催を要請したい」と申し入れました。
全国知事会の担当者は、野党3党首連名の要請文を受け取り、「内容を所管の委員長、会長に伝える」と回答しました。
要請には、小池氏のほか、社民党から近藤正道参院議員、国民新党から長谷川憲正参院議員が出席し、要請後、共同で記者会見を行いました。
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