2009年7月28日(火)「しんぶん赤旗」
党首討論 共産党の申し入れ
各党、前向きの反応
志位氏会見
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日本共産党の志位和夫委員長は27日、川崎市で記者団に対し、与野党各党に同日、総選挙に向けた党首討論の開催を申し入れ、各党とも前向きな態度を示したこと、また、民放テレビ局TBSから同日、共産党に対し、各党の政策が出そろったあとすみやかに党首討論を開催したいとの連絡があったことを明らかにしました。
党首討論開催は、志位氏が26日の記者会見で表明したもので、NHKと民放テレビ各局で、総選挙公示前、公示後と複数回にわたっておこなうことを、与野党共同で要請するよう呼びかけました。これをうけ、植木俊雄広報部長らが、各党担当者に申し入れました。
志位氏は、申し入れに対し、自民党と公明党は「賛成」、民主党、社民党、国民新党の各党も「検討」するとの態度を表明したと述べ、「各党とも前向きの反応であったし、これは各党とも一致する問題だと思うので、ぜひ6党が一致、共同して、メディアに対して企画の要請をおこなっていきたい。メディアのみなさんが、公正、民主的なやり方で党首討論をおこなうことにぜひご協力いただければと思います」と語りました。
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