2009年7月24日(金)「しんぶん赤旗」
2009国民平和大行進
北海道→東京、終結
歩き通した五十嵐さん 「この力 国連に届け」
2009年原水爆禁止国民平和大行進(北海道―東京コース)は23日、都内の平和大行進3コースから300人の行進者が東京・上野公園の下町風俗資料館前に終結しました。
同コースは、5月6日に北海道礼文島を出発、80日目にして東京に到達しました。大きな拍手に包まれてあいさつした通し行進者の五十嵐成臣さん(65)は、「今日で平和大行進は終結しますが、この運動は長く続きます。原水爆禁止世界大会、来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて、この力を広げていきたい」と語りました。
各団体の代表があいさつ。「リレー旗をつないで15年。核兵器のない世界にむけて着実に歩いていこう」(JMIU)「署名の一筆一筆に込められた平和の思いを世界大会、NPTにもっていき、結実させたい」(新婦人都本部)と訴えました。
東京原水協の山崎元代表理事は、「今年を核兵器廃絶元年として、一日でも早い核兵器廃絶にむけて、力をあわせて奮闘しましょう」とよびかけました。また、豊島区長をはじめ、三多摩で7人の首長が「核兵器のない世界を」に署名したことが報告されました。
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