2009年7月22日(水)「しんぶん赤旗」

たたかいへ全力を

議員団総会 志位委員長が表明

（写真）議員団総会であいさつする志位和夫委員長＝21日、衆院第１議員会館

　日本共産党の志位和夫委員長は２１日、衆院解散直前に開かれた党議員団総会で、「日本の政治は大転換の時期を迎えつつある。総選挙はその最初の一大決戦だ。歴史の新しい扉を開ける、文字通りの歴史的たたかいだ」と強調しました。

　志位氏は「総選挙は、主権者である国民が、ゆきづまった自公政権を終わらせる決定的な『審判』を下し、新しい日本の進路を『選択』する選挙だ」と指摘。歴史的政治戦をたたかう構えとして、(1)「自公政権ノー」という国民の怒りの代弁者となり、自公政権を終えんさせるために全力をあげてたたかう(2)日本共産党の掲げる『二つの旗印』を、自公政権を終わらせた後の日本の「進むべき道」として、自由闊達（かったつ）に、新鮮に、豊かに、大いに語り、国民の合意にする努力をはかる(3)民主党政権ができた場合には、「建設的野党」としての立場を堅持し、国民の立場で「よいものには協力、悪いものには反対」という是々非々で行動するという党の責任ある立場を表明する―の３点を挙げました。

　このなかで志位氏は、日本共産党が「二つの旗印」を主張するだけでなく、実際に行動し、現実を動かしてきたと述べ、「いまの深刻な生活苦のなかで『ＳＯＳ』を発している人々の気持ちを受け止め、それを打開するために行動している党だ」と強調しました。

　志位氏は「日本共産党を躍進させて、国民の誰もが『安心と希望のもてる新しい日本』への道を開くために力のかぎりたたかおう」と呼びかけました。

　今期で勇退する石井郁子副委員長があいさつしました。