2009年7月14日(火)「しんぶん赤旗」

自公政治への怒り

ＴＢＳ系 小池氏が告発

　日本共産党の小池晃政策委員長は１３日、ＴＢＳ系「みのもんたの朝ズバッ！」に出席し、東京都議選の結果と今後の政局について、各党代表と討論しました。

　都議選結果について小池氏は、「自公政治への国民の怒りがあらわれた」と述べ、「７０万人を超える都民のみなさんが日本共産党の候補者に支持を寄せていただいたことに、心から感謝します。公約実現のため、がんばります」と決意を語りました。

　小池氏はまた、「私たちは“自公民『オール与党』対日本共産党”が都政での対決構図だと訴えたが、国政での政権選択論が持ち込まれ、わが党への逆風となった。竜巻が吹いたような状況のなか、訴えを届け切れなかった」と述べました。

　自民党の平沢勝栄衆院議員は、「街を歩いても『今度だけは民主に入れさせて』という人に多く出会った。麻生首相ではなく、自民党そのものへのノーだ」と振り返りました。

　小池氏は、「自民党からは『党内のゴタゴタが敗因』という声が出ているが、その見方は甘すぎる。自民への審判は、ここ１〜２週間の問題ではない。後期高齢者医療制度など、命を切り捨てる政治に対する怒り、何とかしてくれなければ生きていけないという国民の声だ」と指摘しました。

　民主党などが内閣不信任案を提出しようとしている動きについて、小池氏は「私たちも麻生内閣は不信任に値すると考えている」と表明しました。