2009年7月14日(火)「しんぶん赤旗」
都議選 共産党70万票
8議席確保
07年参院比例比 15万票増やす
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12日投開票の東京都議会議員選挙で、日本共産党は8人が当選しました(前回13人)。得票は70万7602票(得票率12・56%)で前回68万200票(同15・57%)より得票で2万7402票ふやしました。
当選したのは、大山とも子(新宿区)、あぜ上三和子(江東区)、かち佳代子(大田区)、たぞえ民夫(世田谷区)、吉田信夫(杉並区)、ふるだて和憲(板橋区)、大島よしえ(足立区)、清水ひで子(八王子市)の8氏です。
都議選直近の国政選挙である2007年参院選比例票と比べ、日本共産党の得票は各党のなかで顕著にのびています。共産党は比例票55万4601票ですが、都議選得票はそれを15万3001票上回り、127・59%でした。
一方、自民党は参院比例に比べ得票をへらし、民主党は横ばい、公明党もほぼ横ばいでした。(表参照)
都議選は有権者に「自民か民主か」を押しつける「政権選択」論が持ち込まれ、また各党党首を先頭に党幹部・国会議員が連日応援に入り、事実上の国政選挙として激しくたたかわれました。そういう条件のもとで獲得した今回の票は、総選挙をはじめ今後のたたかいの重要な足がかりとなるものです。
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