2009年7月9日(木)「しんぶん赤旗」
日立・ヤンマーに滋賀労働局
直接雇用求める
労働者申告
滋賀労働局は8日までに滋賀県甲賀市にある日立グループの日立建機ティエラに、派遣労働者の日系ブラジル人男性(48)を直接雇用するよう、また米原市にあるヤンマー農機製造伊吹工場に男性派遣労働者(47)を直接雇用するよう求めました。2人の労働局申告を支援してきた県労働組合総連合が明らかにしました。
ヤンマーの男性労働者は雇い止めされた今年6月まで、自動塗装ラインで2年10カ月間、トランスミッション製造ラインで8カ月間働いていました。滋賀労働局は、同じラインで3年を超える違法状態があったとして、直接雇用するよう求めました。
滋賀県労連が支援して労働局が直接雇用で解決をと示したのは、日本電気硝子の18人に次ぐものです。