2009年6月7日(日)「しんぶん赤旗」
京教組女性部「6・9行動」1000回記念レセプション
清水寺・森清範貫主あいさつ
京都教職員組合女性部が、清水寺境内(京都市東山区)で続ける被爆者救援と核兵器廃絶署名をよびかける「6・9行動」が9日に1000回目を迎えるのを記念するレセプションが6日、清水寺・洗心洞で開かれ、運動を担ってきた人や各地の女性教員など82人が集まり、核兵器廃絶に向けた行動の新たなスタートを誓いあいました。
レセプション前には、999回目の「6・9行動」が行われました。
清水寺の森清範貫主があいさつし、「子どもや、世界から集まる参拝の方に平和を訴える貴重な運動が1000回を迎えることに敬意を表します」と強調。境内での行動が故・福岡精道教学部長の尽力によることや、“人の心のなかに平和のとりでをきずこう”とうたうユネスコ憲章前文などに触れ、「この運動が必要でない世界になるように切に念願します」と述べました。
歓談では、39年の「6・9行動」の思い出を振り返りながら、「当時、核兵器廃絶は遠いことのように思っていたが、現実になってきた」などの発言が続きました。
吉田文子女性部長が開会あいさつし、被爆者懇談会の奥田継義さんや、この日、1192回目の「6・9行動」を終えた神戸港原水協の人たちも駆けつけました。
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