2009年5月24日(日)「しんぶん赤旗」
新型インフル 兵庫・大阪で休校解除
保育所再開 ほっと
父母「早く終息してほしい」
政府の新型インフルエンザ対策の緩和を受けて二十三日、兵庫県内の小・中・高校、保育所、高齢者通所施設などの休校・休所がいっせいに解除されました。
兵庫県は今後、新たな感染者が出た場合、学校・保育施設ごとに、学級・学年閉鎖をするなど季節性インフルエンザと同様の対応を行います。
この日再開された、神戸市兵庫区内の保育所に預けた次女を迎えにきた看護師の女性(41)は、保育所休所中、夫と交代で仕事を休んで家で子どもと過ごし、金曜日は友人の家に子どもを預けたといいます。「訪問看護の仕事をしていますが、休みづらかったので、保育所が再開し助かります。インフルエンザは早く終息してほしいですね」と話しました。
兵庫県では、発熱相談センターに電話が殺到してつながらない、発熱外来がパンク状態―などの問題が続いています。
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