2009年5月15日(金)「しんぶん赤旗」

空の安全確保ともに

共産党 航空労組連絡会と懇談


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(写真)航空労組連絡会の代表らと懇談する(右側手前から)高橋、笠井、こくた議員ら=14日、衆院第2議員会館

 航空労組連絡会の代表は十四日、衆院第二議員会館で日本共産党と懇談し、「規制緩和」と航空各社がすすめるコスト削減策などの現状をのべ、安全運航をはかるために協力・共同をと要請しました。日本共産党から、こくた恵二、笠井亮、高橋ちづ子の各衆院議員らが出席しました。

 航空連の山口宏弥議長、片岡稔、宮井可奈子の両副議長らは、国土交通省が外国の航空会社の国内路線の運航を認めようとしており、安全監視上も問題だと話しました。日本航空が航空機の整備を自社で行わず子会社に委託しようとしていることや、二〇一〇年の羽田空港の二十四時間化に伴い過重労働が懸念されるなど、安全運航が脅かされることになると語りました。客室乗務員の正社員化やチームワークがとれるような職場環境、自社整備体制の充実などが安全運航のためにも必要だとのべました。

 こくた議員は、安全問題からタクシーの「規制緩和」が見直されていることも紹介し、「空の安全に対する国民の関心は高い。国民の安全を守るという立場から追及していきたい」と語りました。

 笠井議員は、国会で日本航空の客室乗務員が妊娠したことで無給の休職にされていると追及したことも紹介。高橋議員は、航空労働者の実態をもっと国民に知らせていく必要があるとのべ、「大いに協力・共同を」と語りました。



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