2009年5月1日(金)「しんぶん赤旗」
若者×志位さん 熱〜く語った
「共産党、食わず嫌いだったかも」
千葉県館山市で日本共産党演説会が開かれた四月二十九日、演説会を終えた志位和夫委員長とはたの君枝、加藤英雄両衆院南関東比例予定候補は参加した青年たちと懇談しました。
演説会初参加の男性(26)は作曲活動で生活したいと奮闘中。派遣切りに遭った青年たちが共産党に相談し会社とたたかっている話に熱心に聞き入りました。「オカリナ演奏をしにいく教会で『人のために』という話を聞くが、共産党は具体的に人のために頑張っていて感心した。共産党支持ではなかったが食わず嫌いだったかも。自民と民主は足の引っ張り合いだと思う」
通信制大学で農業を勉強する男性(23)は党のホームページを見て初めて参加。「アメリカ一国支配が終わったという話が印象的だった。日本の軍事費や思いやり予算が、福祉や農業を圧迫していることがよくわかった」と話しました。
「土木会社の三畳の寮で暮らし長時間労働させられている青年がいる」「競争社会と過重労働でボロボロ。派遣切りされても『自分が悪いんだ』と思ってしまう青年が多い」などの声もありました。
志位氏は派遣切りや解雇が横行する一方で生活保護世帯の母子加算や母子家庭の児童扶養手当を削る自公政権を批判。「青年が人間らしく働き希望を持って暮らせる社会へ一緒に変えていきましょう」と呼びかけました。