2009年4月14日(火)「しんぶん赤旗」
岩国に米軍住宅いらない
反対集会に2000人
山口
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「愛宕山に米軍住宅も米軍施設もいらない!」。唱和とともにシンボルマーク(子どもの泣き顔のイラスト)がいっせいに掲げられました。山口県岩国市の愛宕神社前公園で十二日、愛宕山への米軍住宅、米軍施設の建設に反対する「4・12愛宕山大集会」(同実行委員会主催)が開かれ二千人が参加しました。
岡村寛実行委員長は「強い信念のもとに署名に取り組み、十一万人の熱い思いを国に届けた。絶対に米軍住宅や施設の建設は反対だという強い声をあげつづけていこう」とあいさつしました。
井原勝介前市長は「東京ドーム二十個分の広大な土地に米軍住宅ができようとしている。米軍住宅はいらないという明らかな民意が届かないのは政治が悪いからだ」と自公政治を批判しました。
集会では、日本共産党の久米慶典県議があいさつし、赤嶺政賢衆院議員と中林よし子元衆院議員のメッセージが紹介されました。参加者全員で「故郷(ふるさと)」を合唱。最後に「全国の運動と手を携えてさらに運動を強めていく」とのアピールを採択しました。
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