2009年4月5日(日)「しんぶん赤旗」
後期医療制度
やっぱり廃止や
雨の中 大阪で宣伝
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「後期高齢者医療施行一年。『やっぱり廃止』は高齢者の声」と、大阪市の大阪城公園前で四日、制度廃止を求める宣伝行動が取り組まれ、雨の中、五十人が参加しました。「やめてんか!後期高齢者医療 おおさか総行動実行委員会」の主催。
大阪では、保険料普通徴収者の滞納者数が一万人を大きく超えています。三カ月以上の滞納者には今年七月から短期保険証が送付されることになっています。
年金者組合大阪府本部、大阪社会保障推進協議会、大阪労連の代表がリレートークをおこないました。
年金者組合の松井幹治委員長は「高齢者いじめのアホな制度をつくった与党の自民、公明に総選挙で審判を下そう」と怒りをこめました。
大阪労連の川辺和宏議長は「首切りの嵐で一千万人を超すワーキングプアがつくりだされ、国民に負担増が押し付けられる一方で、特定の企業だけがもうけている。日本社会の疾病を直さなくてはならない」と訴えました。
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