2009年3月21日(土)「しんぶん赤旗」
税制関連法案を廃案に
消費税廃止各界連が運営委
消費税廃止各界連絡会は十九日、東京都内で運営委員会を開きました。
十八日に参議院で消費税率引き上げを付則に書き込んだ税制関連法案が審議入りし、自民党と民主党が予算と関連法案の年度内成立で合意したと報じられるなど緊迫した情勢のもとで開かれました。
会議では、参議院で税制関連法案を廃案に追い込むために草の根からの緊急要請を強化すること、四月一日の「全国いっせい大宣伝行動」を大きく成功させる意義などが話し合われました。
消費税の増税反対や食料品など生活にかかる消費税を減税する「キャンペーン」のために著名人に賛同を呼びかけたところ、次々と返事が返ってきていると紹介されました。近々記者会見で発表する予定です。
地域の各界連から、宣伝行動で、署名の集まりがよくなり、対話になることが多くなっているが、マスコミなどのキャンペーンのもとで「社会保障のために消費税増税は仕方がない」との声もよせられていることが紹介されました。
これを打開していくうえでも、学習会を全国すみずみで開こうと確認しました。