2009年3月18日(水)「しんぶん赤旗」

暮らしと雇用守れ

共同・運動 前進を

緊急行動実行委員会 結成


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(写真)緊急行動実行委員会結成総会であいさつする大黒全労連議長=17日、東京都文京区

 非正規労働者の大量首切りをやめさせ、雇用と暮らしを守る共同と運動を前進させようと「許すな! 雇用・営業・暮らし破壊」緊急行動実行委員会が十七日、東京都内で結成されました。全労連が呼びかけて労組、民主団体など二十団体で構成。

 あいさつした全労連の大黒作治議長は、年度末で四十万人ともいわれる派遣切りを許さず、「内需拡大で景気回復、雇用・営業を守れとの世論を広げよう」と訴えました。

 会合では、(1)政府・国会に雇用・景気の緊急対策を求める(2)内部留保をため込みながら首切りを進める大企業の横暴を追及する(3)失業者、営業困難な業者を支援する―ことを確認。四月二十二日には東京・日比谷野外音楽堂で総決起集会を開くほか省庁交渉、議員要請、日本経団連包囲行動に取り組みます。

 「雇用危機が命の危機に直結している。命を守ることをスローガンに掲げよう」(民医連)「今まで付き合いのなかった団体にも呼びかけ、幅広い共同を」(千葉労連)などの意見が出されました。

 代表委員に大黒氏のほか、松井繁明自由法曹団団長、高田公子新婦人会長、伊藤潤一東京地評議長を、事務局長に黒田健司全労連常任幹事を選びました。



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