2009年3月6日(金)「しんぶん赤旗」
酪農の経営安定策要求
参院委で紙氏 新乳価制度導入も
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日本共産党の紙智子議員は四日の参院農林水産委員会で、日本の酪農畜産を維持・発展させるために、再生産できる仕組みや経営安定対策の抜本的強化を求めました。
紙氏は、「国内の畜産酪農経営は穀物価格の高騰によって大きな打撃を受け、離農が、昨年度は千戸を超えるなど急速に進んでいる。生産を継続できるように経営安定対策を導入すべきだ」と強調。乳価制度についても、「新たな価格制度の導入の検討をすすめるべきだ」と求めました。
石破茂農水相は、「国内で離農が続いているのは看過できず、関連対策などきちんとやっていきたい。乳価制度についても現行のものは検証し、関連対策をどう打っていくのか検討していきたい」と答えました。
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