2009年2月28日(土)「しんぶん赤旗」
都立高 第二次募集枠広げよ
都議団が都教委に要請
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日本共産党都議団は二十七日、東京都立高校入試の第二次・分割後期の募集数を緊急に拡大するよう、都教育委員会に申し入れを行いました。
今年度の都立高校(全日制)の募集人員二万八千五百八十五人に対し、受験人数は四万百八十四人で、倍率は単独選抜制になった一九九四年度以来、最高の一・四倍となりました。
申し入れには大山とも子、清水ひで子、松村友昭、小竹ひろ子、たぞえ民夫、河野ゆりえ、村松みえ子の各都議が参加。都民からの要望にふれつつ、「経済的困難が子育て家庭にも影響を与えるなか、緊急対策として二次募集枠を拡大してほしい」、「都立のみ志望(単願)している生徒を泣かせない教育行政を」、「都立高校の計画進学率をいつも達成できない理由を分析し、実態に合った対策を」と訴えました。
森口純都立学校教育部長は「都立単願の生徒がどれくらいいるかは把握していない」、「申し入れは受け止める」と答えました。