2009年2月27日(金)「しんぶん赤旗」
武器3原則見直しを主張
“共同開発には不可避”
民主・前原氏
民主党の前原誠司議員(党副代表)は二十六日の衆院予算委員会で、兵器などの共同開発を他国と進めるため、憲法の平和原則に基づく武器輸出禁止三原則の見直しを主張しました。
麻生太郎首相の訪米に関連して質問した前原議員は、「日米同盟の中身そのものを見直さなければならない時が来ている。どこから手をつけるか」と述べ、武器・装備の共同開発を他国と進めるべきだとの持論を展開。その上で、共同開発は「武器禁輸三原則があるからできない」ので、その「見直しは不可避だ」と主張しました。
麻生首相は、「ミサイル防衛」に関する日米共同開発・生産を例外にした二〇〇四年の官房長官談話を引き合いに出して、「個別の案件ごとに検討して結論を得ていくことになる」と答えました。
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