2009年2月17日(火)「しんぶん赤旗」
直接雇用の指導・助言・勧告求める申告書
自由法曹団が参考例発表
自由法曹団は、社会問題になっている「派遣切り」をやめさせるため、厚生労働大臣と各労働局に対して、労働者派遣法にもとづく直接雇用の指導や助言、勧告を求める申告書の参考例を発表しました。
鷲見賢一郎幹事長は、「いま『派遣切り』にあっている労働者は、偽装請負などで最長三年の期間制限を超えて働かされているのがほとんどであり、労働者派遣法にもとづいて派遣先企業には労働者に直接雇用を申し込む義務が生まれています。『派遣切り』をやめさせて、派遣先企業に直接雇用させるため、都道府県の労働局が指導や助言、勧告をするよう申告する運動を全国で起こしていこう」と話しています。
申告書の参考例を紹介します。
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