2009年1月22日(木)「しんぶん赤旗」
都議選7月3日告示
12日投票 共産党、前進へ全力
東京都選挙管理委員会は二十一日、任期満了(七月二十二日)に伴う東京都議会議員選挙(定数百二十七)を七月三日告示、十二日投開票で実施することを決めました。
都議会の現有勢力は日本共産党十三、自民党四十八、民主党三十四、公明党二十二、生活者ネットワーク四、無所属四、欠員二。
「首都決戦」といわれる都議選で、各党は国政選挙に準じた態勢で臨む姿勢です。
各党が二十日までに発表した公認候補は、日本共産党が二十三人、自民党五十三人、民主党は四十三人、公明党二十三人、ネット六人。公明党を除く各党はさらに追加公認をする予定です。
東京都政は、石原慎太郎知事と、自民党、公明党に、国政では野党の民主党まで加わった「オール与党」のもとで、福祉や教育、中小企業対策を切り捨て、新銀行東京の設立やオリンピックの名による大型開発のむだ遣いをすすめています。
日本共産党は「オール与党」の悪政を抜群の調査力で追及しつつ、都民運動と結んだ論戦で小・中学生の医療費助成の拡充、緊急雇用対策など、切実な都民要求を実現。都議選は、景気悪化のなか、くらしと雇用、福祉を守る日本共産党がどれだけ前進するかが最大の焦点となります。