2009年1月22日(木)「しんぶん赤旗」
オバマ米大統領就任で
志位委員長が談話
日本共産党の志位和夫幹部会委員長は二十一日、オバマ米大統領の就任にあたって、次の談話を発表しました。
バラク・オバマ氏のアメリカ合衆国第四十四代大統領への就任は、アメリカ建国以来初の黒人大統領の誕生であり、この歴史的な出来事がアメリカ社会の民主的活力の発揮につながっていくことを期待している。
進行しつつある世界的な経済危機、イラク、アフガニスタンの惨状など、アメリカが直面している諸問題は、すべて、アメリカ一国の利害を優先させた政策的誤りの累積と深く結びついている。オバマ大統領が、どのような方向でそこからの転換をはかるか、内外政策の具体化を注視してゆく。私たちは、日米関係では、旧来の支配と従属の関係を脱却し、対等・平等の日米関係への転換をはかることが急務であることを提起したい。