2009年1月20日(火)「しんぶん赤旗」

ネパール元閣僚・駐日大使と緒方副委員長が懇談

（写真）懇談する左から森原国際局次長、緒方副委員長、ネパールのトゥラダール元厚生労働相、タマン駐日大使＝19日、党本部

　日本共産党の緒方靖夫副委員長・国際局長は十九日、森原公敏国際局次長とともに党本部で、日本外務省の招待で訪日中のネパール元厚生労働大臣のパドマ･ラトナ･トゥラダール氏と懇談しました。ガネシュ・ヨンザン・タマン駐日ネパール大使が同席しました。

　緒方氏は、訪日と党本部訪問を歓迎。トゥラダール氏は、この数年、王制から共和制へ大きく変化したネパールの政治情勢、同氏が役割を果たした和平交渉、さらに王制を廃止した後の制憲議会の活動などについてのべました。

　緒方氏は、トゥラダール氏の求めに応じて、日本共産党の歴史と基本的立場を紹介し、派遣労働が拡大するなかであらわれている青年や労働者の深刻な現代の貧困をはじめ、日本の現状と日本共産党の活動について説明しました。また、両氏は、両国と両国国民間の友好関係の発展についてもなごやかに話し合いました。