2009年1月8日(木)「しんぶん赤旗」

「全く容認できない」

イスラエルの国連学校攻撃を強く非難

国連事務総長


 【ワシントン=小林俊哉】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は六日に声明を発表し、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザで難民キャンプがある国連学校を攻撃し、多数の死傷者が出た問題について「全く容認できない」と強く非難しました。

 潘総長は、この学校が一万五千人以上のパレスチナ人難民の避難所になっていたと指摘し、難民にも国連職員にも死傷者が出たとして厳しく批判。「この事態は、今回の紛争の継続と激化に内在する危険を浮き彫りにしている。改めて、即時停戦を求める」と強調しました。

 また潘総長は同日、イスラエルとパレスチナ自治区を来週訪問すると表明。ガザでの紛争終結に向けた外交努力を加速させます。


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