2009年1月4日(日)「しんぶん赤旗」
普天間基地撤去訴え
新春自動車1周デモ
沖縄
米海兵隊普天間基地の即時撤去を求める「第二十六回普天間基地一周新春自動車デモ」(主催・宜野湾市民協議会)が三日、沖縄県宜野湾市で行われました。
寒空のなか、のぼりを立てた約三十台の車が二時間かけて同基地を一周し、道行く人々に基地撤去を力強くアピールしました。
同市役所前で開かれた出発集会で宮城正雄同協議会代表幹事は「今年最大の政治課題である衆院選で安保廃棄、憲法擁護の旗を掲げる勢力を伸ばしていこう」とあいさつしました。
激励に駆けつけた伊波洋一宜野湾市長は、昨年の訪米や「第三次普天間飛行場返還アクションプログラム」のとりくみを紹介。「(辺野古に新基地を建設するという)返還の条件は事故や危険性を放置すること以外の何物でもない。真っ先に返還すべきだ」と力説し、参加者を激励しました。
集会には日本共産党の赤嶺政賢衆院議員(衆院九州・沖縄比例候補)も参加。赤嶺氏は辺野古新基地の環境影響評価(アセス)準備書が今年にも出されることをあげ、「たたかいは正念場。普天間基地撤去まで力を合わせ全力で頑張りぬこう」と呼びかけました。
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