2008年12月22日(月)「しんぶん赤旗」
消費税上げ賛成たった1人
福岡でシール投票
消費税廃止福岡県各界連絡会は二十一日、福岡市博多区内の中心街で、消費税増税に反対する署名・宣伝行動に取り組みました。
福岡県労連や福建労、新婦人県本部、福商連など十二労組・団体から約百人が参加。「クリスマスセール」でにぎわう複合商業施設・キャナルシティ博多前とそれに隣接する川端商店街前の二手に分かれて宣伝しました。
参加者が交代でマイクを握り、「増税や社会保障の改悪で国民には大変な負担が押し付けられてきた。消費税増税はとんでもない」などと訴えました。
同商店街で署名した男性(71)=福岡県福津市=は、「今まで大もうけをしてお金をため込んできた大企業とお金持ちに減税を行い、これまで集めた消費税をその穴埋めにするようなことはなくすべきだ」と怒っていました。
宣伝では、消費税増税に「賛成」「反対」の“シール投票”も実施。シールを張った人(八十八人)の大半が「反対」の意思を示し、賛成はわずか一人でした。
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