2008年12月22日(月)「しんぶん赤旗」
市田書記局長が福井・石川で訴え
全国遊説 全都道府県で開催
|
財界・アメリカ中心の異常な自公政治の根本にメスを入れ、「国民が主人公」の日本へ―。日本共産党の市田忠義書記局長は二十一日、福井、石川両県をめぐり、今年最後の党演説会に臨みました。これで志位和夫委員長と市田書記局長を迎えた今年の全国遊説は、四十七都道府県すべてで開催されたことになります。
福井市の演説会には、自治体関係者や旅館組合の幹部、教育長、他党議員も参加。石川県小松市では党三役を迎えた初の演説会となるなど、各地で有権者の関心・期待を集め、総選挙勝利に向けた大きな前進の波が起こっています。
市田氏は、麻生政権のゆきづまりとともに、自公政治に明確な対抗軸をもたず政局優先の対応をとる民主党の姿勢を告発。「政権の中身を変えないままで政権の担い手だけを変えても明日は開けない」と力をこめ、日本共産党の政策と論戦がマスコミや有権者から注目を集める情勢を生き生きと語りました。
市田氏の「チャンスをものにする自らの奮闘で風を起こそう」との呼びかけには、多くの聴衆が大きな拍手で応え会場は一体に。同日は、小池晃政策委員長も大阪府入りし、日本共産党の躍進を力強く訴えました。