2008年12月9日(火)「しんぶん赤旗」
若者たちが戦争語るライブ
太平洋戦争開始67周年
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太平洋戦争開戦六十七周年にあたる八日夜、「戦争への想像力〜戦争を知らない世代が語る戦争」と題したトークライブが東京都内の北沢タウンホールで開かれました。
国内やアジア・中東で反戦・平和活動にたずさわった市民団体の若者九人が、映像を交え従軍慰安婦、南京事件、強制連行・強制労働、靖国問題、東京大空襲、沖縄戦、ヒロシマ・ナガサキ、イラク反戦支援などのテーマについてリポート。文学研究者で「九条の会」事務局長の小森陽一東京大学大学院教授と、侵略戦争と戦争体験を伝えていくことの大切さを語りあいました。
俳優座俳優の有馬理恵さんが、一人のフィリピン人「慰安婦」を演じるミュージカル「ロラ・マシン物語」の一部を上演しました。
トークした九人は『戦争への想像力 いのちを語りつぐ若者たち』(小森陽一著・監修、新日本出版社)の執筆者で、一堂に会したのは初めて。